12/24 ひと花句会 12月

12/24 ひと花句会 12月 毎月恒例となりましたひと花句会。 今日ははじめてのメンバーが4名だったので、まずはそれぞれ自分に俳号をつけます。 何度も参加しているメンバーも出世魚のように俳号が進化していく方、ちがう俳号にしてみる方とさまざま。 俳句づくりでは、みなさんすらすらと句を書かれ、あっという間に俳句用紙の束ができました。 句会の仕組みは俳句用の細長い紙にそれぞれ一句つづ投句し(多い人は10句以上、少ない人は1句)、 それをばらばらに各自に5枚ほど配って清書。 清書した用紙を見て良いなと思った句を選句用紙に書き出し、後で発表するというスタイル。 発表された句が自分の書いた句だった人は、「はい」と手を挙げます。 しかし、先ほど書いたはずの自分の句を忘れてしまうという事件が毎回1度は起こります。 今回も読み上げられたのに誰も手が挙がらない句がちらほら。 「わしこんなん書いたかな…」「わしじゃないで」 と瞬間ざわめきが走ります。 「とりあえずわしの句かな」と手を挙げるも、実は別の人の句だったということも。そんな事件がたのしく、スタッフのわたしにとっても、みなさんと季節を感じる貴重な時間とリズムになっております。 みなさんいつもありがとうございます。 ・-・-・-・-・ ひと花句会の句 12月 -・-・-・-・-・ ひと花句会の句 12月 【季語】クリスマス、雪、ゆたんぽ、焚き火、大そうじ、ゆず、ブリ などなど クリスマス 夢をください わたしにも  貴和心 昆陽池に 水鳥群れる 雨の午後     枯山人 たき火して こっちにおいでと ネコをよぶ  山芋 年の瀬に 俳句をひねる 余裕かな   呆人 大そうじ やりたくなくて さぼるかな オサム 冬晴れに 悲しい顔の 雪だるま    善人 ゆたんぽを 抱いて見る夢 母の夢   舞泉 年末に 行きかう人の 笑顔かな    浩福人 かぼちゃ食べ 来年は 風邪引かぬ   春乱 冬風に 家路をいそぐ からすかな   遊人

未分類2013年12月24日